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はり きゅう 指圧・マッサージ 山本治療院
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お灸のススメ

お灸は免疫力を高めます。今日はお灸のススメです。
新型肺炎が流行していると連日のニュースで報じられています。
近くの薬局・コンビニでもマスクは売り切れです。自衛策として「手洗い」・「咳エチケット」が大切な様です。
より自衛のため自分自身にお灸をして少しでも免疫力を高めて自己防衛をしてはいかがでしょうか?

鍼灸と言うと鍼の方がメディアで取り上げられることが多いので鍼の効能効果が
よく取りざたされますがお灸の効果も目を見張るものがあります。
また千年灸をはじめ自分で簡易にできるのもお灸です。
お灸はすぐに効果が出る時もありますが、免疫力を高めるとなると常日頃からコツコツ施灸をしていて
その積み重ねで免疫力が高まると考えられます。
自宅で患者さんにお灸をしてもらいたいので何度か施術後にお時間を頂いてお灸の仕方をお伝えしましたが
なかなか難しいですね。モグサをひねって形を作るのはそう簡単には出来ません。
かくいうワタクシも昔はお灸を所望されると気が重くなっていましたが、
今はお灸を楽しく据えられます(お灸を地肌に乗せて火をつけて燃やすことをすえるといいます)。
モグサをひねって円錐形の形を作るのも難しいのですが、心地よい灸を据えるためには熱のコントロールが難しいです。
患者さんに「熱いっ!」と言われると次の灸が据えづらくなります。
中には「お灸は熱くないと効かない!」と言われる方もおられますが・・・。

さて今日は立春、昨日は節分でした。
節分の夜、新しい春を迎えるために家のすみずみから鬼を追い出す、鬼とは元々冬の寒気であり疫病であった。
「人に災いをもたらす、目に見えない隠れたもの」が鬼であり「隠(おに)」と呼ばれていた
(年中行事を科学する:永田久著)

隠は陰で陽・顕に対するもの、陰気の象徴である。節分の豆によって撃退される鬼は「陰(おに)」であるから、
「陽」の春を迎える節分に当たって、「陰」の鬼が退散させられるのは当然なのである
(陰陽五行と日本の民族:吉野裕子著)。
などなど鍼灸の理論にも使われている陰陽・五行は生活に根付いたものでした。

日本に残る色々な年中行事は季節が順当にめぐってくれるように熱い思いを体現したものであったようです。
私達も自分の身体が季節に応じで変わってゆく手伝いをしてあげた方が健やかに過ごせます。
先日も自宅でお灸をされている方に「ツボがあっているかわからない、触って痛いところとか
ずんと響くところに据えているけど」と言われました。それでいいです。ご自分で指さした箇所も
キチンとツボが取れていましたし、場所があやふやでもお灸を据えて
自分で自分の身体を変えてゆくと言った意志が大切です。