
タイトルが”秋に感じる”となっていますが、これからお伝えすることは
2か月くらい先の秋におこりうる事です。
そうなってからでは遅いので夏である今のうちにお伝えしておきます。
「最近、なんとなく体がだるい」「汗をかきにくくなった気がする」
秋になるとそんな不調が出ることがあります。実はそれ、夏に冷たいものを摂りすぎることが
原因かもしれません。
今回は、私自身の体験を交えて、東洋医学の視点から見る「夏の冷えによる不調」と
「鍼灸によるケア」についてお話しします。
秋になったころに特に女性に相談されることが多いです。
真夏の今頃に来院される会社勤めの女性はほぼ同じようなことをおっしゃいます。
「職場の冷房が寒すぎる」・・・。基本的に男性の方が暑がりの方が多く、どうしても男性に
冷房温度を合わせると室内の温度が低くなりすぎます。
今から20数年前の夏のこと。
当時、私は週末の勉強会のあとに仲間たちとよく居酒屋に行っていました。
暑い中で飲む、キンキンに冷えたビールの美味しさは格別。
冷房の効いたお店で、涼しく快適に過ごす夏は、まさに至福の時間でした。
そんな生活を2ヶ月ほど続けたある日、季節が秋に変わった頃から体に違和感を感じ始めました。
胃のあたりに重い不快感・お腹の一部がひんやりと冷たい・暑い日でも汗をかかない
頭皮に大きなフケのようなものが出る・体全体のだるさ
特に驚いたのは、**「汗をかかなくなった」**ことでした。

このままではいけないと思い、汗をかくためにランニングを開始。
上下サウナスーツのような格好で走り始めたものの、最初の1週間はまったく汗が出ませんでした。
まるで、体が“汗をかく”ことを忘れてしまったように感じたのです。
2週間ほど経つと、ようやくじんわりと汗をかけるようになり、
体の調子も少しずつ回復していきました。
※2025年8月現在、屋外での運動はかなり危険なので充分ご注意ください!
東洋医学では、夏に冷たいものを摂りすぎると、内臓が冷えて体の巡りが悪くなると考えます。
さらに、運動不足や冷房環境が重なると、汗をかく力(発汗機能)が弱まることも。
このような状態を放っておくと、秋・冬に以下のような不調が現れやすくなります。

胃腸の調子が悪い(食欲不振・お腹の張り)・手足の冷え・肩こり・頭痛
むくみ・自律神経の乱れ・疲れやすい、眠りが浅い
特に30〜40代の女性は、体の冷えに敏感な時期でもあり、季節の変わり目には注意が必要です。
鍼灸では、こうした冷えによる不調に対して、次のようなケアが可能です。
自律神経のバランスを整える・内臓の冷えを温め、働きをサポート
血流を促進し、代謝アップ・汗をかきやすい体に調整(暑熱順化のサポート)
一時的な対処ではなく、体質改善を目指す東洋医学のアプローチだからこそ、根本的なケアができるのです。
冷たいビールやアイスは、夏の楽しみのひとつ。
でも、体が冷えたまま秋を迎えてしまうと、本来持っている自然治癒力がうまく
働かなくなってしまいます。
汗をかきづらい・疲れが取れにくい・気分が落ち込みやすい
そんなサインを感じたら、ぜひ一度、鍼灸を試してみてください。
夏の過ごし方が、秋以降の体調に大きく影響します。
冷たいものを摂りすぎていた方、なんとなく体が重だるい方――
今のうちにケアをしておくことで、秋・冬の体調も楽になります。
そうなる前に鍼灸で、めぐる体・冷えにくい体づくりを始めてみませんか?
気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。
当院では、初めて鍼灸を受ける方にも安心していただけるよう、
カウンセリングを丁寧に行っています。
症状や体質に合わせたオーダーメイドの施術を行っていますので、
不安なことは何でもご相談ください。
お腹に冷えがある人には鍼で血の巡りを浴したり
お腹をダイレクトに温める”温灸”・鍼の上でもぐさを燃やす灸頭鍼などで対応します。
体が変わると、気分も変わります。
今年の秋は、“冷え知らずのからだ”を一緒に目指してみませんか?
※2025年8月現在、屋外での運動はかなり危険なので充分ご注意ください!