今年の花粉症は関東では非常に多く飛ぶとのこと。
日本気象協会の予測ではスギ花粉飛散のピークは東京では3月上旬から下旬と予想されおり
また、スギ花粉のピークが終わるころになるとヒノキ花粉のピークが始まるところが多くなり
東京では4月上旬から下旬にかけてピークを迎えると予想されています
(ピークの時期が長くなる可能性もあるそうです)。
私自身は毎年そんなに花粉症の症状はひどくないのですが、今年は目がとてもかゆく
目が充血するほど目頭を掻いてしまうこともあります。なかなか痒さは我慢できませんね。
何とかしないといけないと
自分で耳のツボにいわゆる耳つぼ療法をしてみました、その結果かなり目のかゆみが減りました。
耳鍼療法の起源はヒポクラテスの著書にある、中国の黄帝内経霊枢にある等々とあり
その後フランスの医師ポール・ノジェが耳に胎児の姿を投影させて反射区としてまとめ
耳鍼療法を体系化したともいわれています。
現在米軍では戦場などで痛みの緩和に耳の鍼が使用されることもあるようです。
日本では耳つぼダイエットとして取り上げられることが多く当院でも
患者さんとの 話題に上る事もよくあります。
耳には副交感神経の1つ迷走神経がありこの神経は体をリラックスさせる働きをしている神経です。
耳のある特定のツボを刺激するとこの迷走神経が刺激されて体の脂肪細胞の中からレプチンという
ホルモンが放出され そのレプチンはエネルギー代謝を活発にしてくれます。
そのうえレプチンは脳の視床下部にある摂食中枢や満腹中枢に直接働きかけ、
満腹感を増してくれるとのこと。
結果的にエネルギー代謝がよくなって脂肪を燃焼するうえ、あまり食べなくなりますから、
体重が落ちるということですね。
今回は眼のツボ・反射区に王不留行という植物の種をテープで貼りました。
植物の種自体に効能があるわけではなく皮内鍼や金粒、銀粒でも良いのですが化膿したり
金属アレルギーを防ぐために種にしました。眼点を刺激するものなら何でもいいと思います。
結果翌日には眼のかゆみはほぼなくなりました。
耳鍼は手軽で効果も十分あります、お困りの方はご相談ください。