2024年4月4日
お正月に背中が痛くなりました。右の肩甲骨の内側の辺りを中心とした痛みです。何もしていなくても少し痛む。上半身を動かすと痛い。首の下の方から背中に出ている神経や上部胸椎の間から出ている神経根の障害によるものか内臓の疲れによるものと考えられます。多分、年末から年始にかけて普段以上の量の飲食をしたので内臓から来る痛みだと思われます。鍼をそのあたりに打てば良くなりますが自分の背中は打てません。
身体均整法の中に「くつろぎ」という操法があります。身体の動きには大きく分類すると前後・左右側屈・回旋があります(圧迫伸展もありますが自分自身の身体で行うのは難しいです)。痛みが無くなるようにそれらの3つの動きを組み合わせて(例えば:前に倒す・左側屈・左回旋など)その姿勢をしばらく保つというものです。私の場合は前後はあまり変化がなく、左に上半身をねじると楽でした。上半身を左に倒すとさらに楽になります。仰向けに寝て上半身を左に曲げ、右の背中の下に薄いクッションを入れて左回旋にして痛みが無くなる姿勢を作りしばらくそのままでじっとしています。その姿勢を解いたとき痛みは少し楽になりました。その後1時間位で痛みはほぼ消失。お腹が痛い時には上半身を前に倒して痛みを減らそうとします。それと同じように人は自然と痛みから逃れるような姿勢を作ります。その姿勢を作ることで痛みが減ったりなくなったりします。